2021/12/25

かぎ針の実験



オートクチュール刺繍で使うかぎ針をボビンレースで使ってみようと試してみました。

先ずはそのまま、かぎ針は真っ直ぐの状態で
いつも使うかぎ針と同じように使えます。
ただ先が鋭く尖っているので、かぎ針を入れるときに糸を破らないように注意が必要です。

ヤスリなどで針先を少し丸くすると良いかもしれません。

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デュセスレースを織る時に使う細いかぎ針のように
太い糸用のかぎ針も針先を曲げるとより使いやすくなるのではと
以前から考えていたので、火で炙りペンチで曲げてみました。
火にあてる時間はほんの数秒で簡単に曲がりました。

断然こちらの方が使いやすいです。

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試したかぎ針は#80と#70
ボビンレース麻糸#60〜#80相当の糸に使えると思います





posted by masayo miwa at 17:18 | dentelle aux fuseaux

2021/12/19

生徒さんたちの作品



愛をテーマにした刺繍。
ハートが2つと
L'AMOUR IMMOTTELは不滅の愛。
アールヌーヴォーの雰囲気に仕上がるようにと生徒さんがデザインされました。

不滅‥‥と言えば、韓国ドラマの不滅の恋人
NHKで放送されていたのをたまたま見てから韓ドラの沼に落ちました。
そして、韓流からの華流と敷かれたレールの上を走ってます。
まったくの余談でありました(笑)。

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刺繍のデザインでよくある花文字をボビンレースで織れるようにデザインしました。
自身がMなのでMを使う事が多いのですが
生徒さんのM率も高く需要があるようで、良かった、よかった。

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posted by masayo miwa at 21:22 | au point du plaisir

2021/08/20

Bruges Swan



久しぶりにトーションレースを織りました。

ブルージュと言えばの1つ、べギンホフ辺りや運河にいる白鳥。
歴史的にちょっと怖い伝説があるそうですが
伝説だけに本当かどうかは???

私には旧市街の古い建物に白鳥がロマンチックな光景です。


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Design:Lieve Pollet

パターンはフェイスブック、カントセンターのグループ
A P-lace together で公開されていてダウンロード出来ます。





posted by masayo miwa at 16:52 | dentelle aux fuseaux

2021/07/24

豚に真珠



かなり前に試作だけして放置したあったフランダースレースを
仕上げました。
豚くん達のエンドレス行進です。

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豚と言えば、、豚に真珠と言うことで。。
意識して丸っぽいものを色々入れてみました。

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それから改めて
今までに分不相応に与えられたものがあっただろうかと
ふり返ってみましたが、これといって豚に真珠は思いつきませんでした。(笑)
もしかして、気づいてないだけ???





posted by masayo miwa at 21:33 | dentelle aux fuseaux

2021/06/15

小夜の白鳥



ロングアンドショートステッチを使っている
古い白糸刺繍は時々見かけます。
動物や人、生のある物によく使われているのではと思います。
特に羽や毛並みを表現するのにぴったりの技法ですね。

生徒さんが白鳥を刺繍するのに参考になればと
刺してみました。

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posted by masayo miwa at 21:54 | broderie blanche

2021/06/12

Broche brodée en forme du biscuit plein de bisous
<キスビスケットのブローチ>



このお花、今にもキスをしてくれそうに見えて
一緒にBisous(キス)と刺繍、ブローチに仕立てました。
そして名づけて、キスビスケットのブローチ。
なかなか可愛いネーミング、と、ひとりニンマリしてます。

今回は磁石タイプの取付具を使ってみました。
針を刺したくない、刺せないものにも付けられて
これは使えるなぁと改めて思います。

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今までに刺繍した中で1番小さなアルファベット。

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実はこの写真、洗う前と洗った後。
裏側に色布を使ったのに洗う時に白物に使う漂白剤を入れたため
まさかの出来事!!!
キレイに色が抜けて、漂白剤の威力を目の当たりに。。。

マダラにならなかったのが不幸中の幸い。





posted by masayo miwa at 22:57 | broderie blanche

2021/05/06

Plein d'amour < 愛でいっぱい >



ハートのバンシュレースが仕上がったので
リングピローを作りました。

ピローがすこし大きすぎたかな? 
アイロンの万十を思い起こされて、、、もう少し小さくすれば
良かったと思ったのですが
見ているうち 触っているうちに愛着が湧いてくるものですね
これはこれで良しとしましょうとなりました。

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Plein d'amour < 愛でいっぱい > と刺繍しました。

いつになくピンクを使ったのは、沢山のハートのせい?
かと思われます(笑)


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コーナーを4回まわったのですが
プリッキングをケチって作っていた為
もう1度レースの移動が必要となりました。
このプリっキングで、レースを縫う位置を
ワンリピート前に織り始めるのも可能でしたが
コーナーにかかるのを避けたというのもあります。

何れにせよ
先読みが甘かったミスで余分な労力が必要となりました。
レースも刺繍も先読みが重要ですね!


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posted by masayo miwa at 17:09 | dentelle aux fuseaux

2021/03/26



兎を縫いました。

この2羽、お互いを見つめて一体何を語らっているのやら。

これくらいの距離感が好きです。

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posted by masayo miwa at 15:14 | quoi de neuf?

生徒さんたちの作品



みんなで同じ物を制作するのは楽しいですね。
あれやこれやと相談したり、刺激を受けたりと。

刺繍にも指モンのような“刺繍モン”???
*三人三様*
同じデザインなのに個性が出るので面白いです。
見慣れてくると
刺したモノを見て誰の刺繍か分かったりします。

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制作: I さん、I さん、H さん






posted by masayo miwa at 14:35 | au point du plaisir

ペンダントトップ



ベツレヘムの貝細工にインスパイアされて
ペンダントトップを作りました。

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布を刺繍枠に張る時、丸いデザインは特に注意が必要で
縦横まっすぐに張れていないと丸が歪んでしまいます。

枠のネジ部分には少し隙間ができるので
布を引きたい方向の縦横から45度ほどずらすと
しっかり布を引っ張れます。

一気にネジを締めるのではなく
布を引いては少しネジを締めるを何度か繰り返すのも
しっかりと綺麗に張るのに有効です。


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いつもは下絵なしで進めるニードルですが
今回は仕上がりを精巧にしたかったので
下絵を描きました。





posted by masayo miwa at 13:56 | broderie blanche