2022/04/09
個展のお知らせ
posted by masayo miwa at 22:31
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2021/12/27
青い花
posted by masayo miwa at 21:59
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2021/03/26
2019/12/07
薬玉文
薬玉文を縫いました。
端午の節句に菖蒲や蓬を吊るし、邪気を祓う中国の風習が
平安時代に日本に伝わり発展し、不浄を祓い邪気を避けるために
麝香や沈香を玉にして入れた袋を菖蒲や蓬の葉で飾り付けて
吊るしたのが薬玉で
後に、様々な花を飾り付けたものも薬玉とされ
それを文様化したのが薬玉文だそうです。
この歳(結構な歳です・・)になって
はじめて薬玉の由来を知りました。
私の中にあるけがれも祓ってくれたらいいのになぁと思います。。
使った糸は1色ですが
絹糸ならではの光の反射で、陰影が豊かになり
また、角度を変えて見ると違った表情を見せてくれます。
posted by masayo miwa at 18:06
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2019/07/30
フランスは暑かった!!
今年もスタージュ行って来ました。
最高気温が40℃近くになる連日
エアコンも扇風機も無いアパートメントですが
湿度が低いので、屋内ではなんとか過ごせます。
しかし、外へ出れば肌が痛いほどの日差し!
寒ければ寒いで不平を言い、暑ければまた不平を言い
なかなかそれを楽しむ境地には至れません(笑)。
そんな中、
スタージュの中休み、Fresney-sur-Sartheの
Musée de la Coiffeへ出かけました。
館内の様子
年代順に3つのタイプの“Coiffe” (ヘッドドレス、お帽子)
に分けられるそうです。
他にも結婚式や葬儀などの特別な日用、
朝用とか夜用、仕事用、若い女性用、子供用なども
あるそうですが、
1番古い時代
“Grande Bonnette”と呼ぶそう
縁に顔を覆うように大きなプリーツが付いています。
“Bise moi vite”
大きなプリーツが小さくなって頬が隠れなくなっています。
男性がすばやくキス出来るように小さくなったとの事なのですが
ホ・ン・トかな。。
でも、“速くキスして” ← なんと可愛いネーミング。
そして、1番最近の時代
“Galette”
1930年代までSarthで着用されたそうです。
女性のヘアスタイルの変化に合わせお帽子も大きくなったそうです。
まさに蕎麦粉のガレット!
2003年に違う場所にあったミュゼが閉館となり
その後2005年にここで新たに開館出来たそうです。
そこにいたマダム達は、修復や手入れに
ボランティアで働いているとおっしゃっていました。
ファションの変化とともに着用されなくなったお帽子ですが
保存されるべきアイデンティティや文化遺産として残っていると。
どうかこの先もずっーとそこに、いつでも訪れる事が
出来るミュゼでありますように!
最後に
そんなマダムにお帽子をかぶせていただきました
トゥーレーヌ白糸刺繍がほどこされた“Bise moi vite”です(笑)。
帰りの電車まで少し時間があったので
またまたココに来ました。
この日は無料開放の日だとかで、喜んで中に入ったのですが
レースのお部屋は工事中で閉鎖されていました。。
無料って、、、 ↑ そういう事だったのか。。
でも1階に少しだけレースの展示があったのと
またこの絵に会えたのでヨシとしますか。
今回はワン子にフォーカス。
全体像は↓ 昨年撮った写真(Instagramから)
絵の詳細とレースが少し、そちらで(写真をClick)。
posted by masayo miwa at 23:12
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2019/03/11
ツバメ
ツバメを縫いました。
時間のある時に少しづつなので前の牡丹から1年かかって
やっとの完成です。
先生の勧めで今回は初めて平糸を使いました。
糸を撚る手間はないですが、ふわっふわーの糸を傷めないように
あつかいに気を使いました。
でも、平糸1本の繊細な雰囲気が好きです。
春になると南の方から渡ってきて、縁起の良い鳥とされるツバメ
春本番にはまだもう少しですが
どうか皆さんと我が家にも幸運を!!!と願って。
目が可愛くて。
posted by masayo miwa at 22:26
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2018/09/15
World Lace Congress 2018 Brugge Belgium
先月、ブルージュで開かれたWorld Lace Congress 2018へ
行って来ました。オフィシャルレースツアーにも参加し
ベルギーのフランダース地方、各都市でのレースの展示を
見て回りました。
それは沢山の古いレースをこの目で見る事ができましたが
悲しいかな思い出せるのは走馬灯のように流れる暈けた画像、、
しっかりと胸に焼き付けられたレースは
ほんの一握り有るか無いか・・無いか。。。
ただ、War Laceについては、少しだけでも知る事が出来て
思いの込められたレースを前に
心が揺れ、感情が湧き出しました。
また、コンテンポラリーレースの展示が多かったのも印象に
残っています。その中でもAalstで見たレースには
私の中でのコンテンポラリーレースへの考えを
変えられたような気がします。
LIVING LACEとサブタイトルが付けられた今回のCongress
まさしく “息づいたLACE” を感じて帰りました。
Dreams in Dimensions (25×25×25)
として公募のあったコンテストにも応募していました。
付けたタイトルは “Tower of PASSION”
残念ながら賞はいただけませんでしたが、人生初のコンテスト
良い思い出になりました。
展示していただいた様子です
posted by masayo miwa at 20:20
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2018/07/10
スタージュ行ってきました
7月1日、スタージュ中休みの日曜日
Ponts-de-Cé Coiffes(コワフ)のミュゼに出かけました。
このようなショーケースがいくつも並ぶ館内
目が釘付けになります。
ヴァランシェンヌレースがインサーションされたコワフ
トゥーレーヌ白糸刺繍と呼ばれる刺繍です。
これを機会にトゥーレーヌ白糸刺繍について
ホームページを更新しました。
そちらも見て頂けると嬉しいです。
Au Bon Marché のプライスタグがついたままの
機械織り(À la machine)のヴァランシェンヌレース
滞在先にあるAntiquitéで見つけました。
ここのマダム、女性店主さん、
所作が美しくて可愛くて私好みです、、私的感想。。。(笑)
こちらは手織り(À la main)のヴァランシェンヌレース
機械織りと手織りの見分けは
見分けが付かないレースも多々ありますが
レースの両端、モチーフの糸の出入り
またリネンステッチの織られ方を見れば
なんとなく(笑)分かります。
ボビンレースもやっていて良かったと思う事の1つです。
毎回のスタージュもそうですが
今年もたくさん学ぶ事ができました。
あとはまた1年、コツコツ刺繍します!
ボビンレースもやっていて良かったと思う事の1つです。
毎回のスタージュもそうですが
今年もたくさん学ぶ事ができました。
あとはまた1年、コツコツ刺繍します!
posted by masayo miwa at 22:45
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2018/05/19
京都へ
美術館「えき」KYOTOで開催中の
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展へ
行ってきました。
アンティークレースを見るのは久しぶりで
ワクワクするのと、
もしかしたら・・、と言うのは
もう何年も前に行った
ベルギーの王立美術館や衣装とレース博物館には
流石 レースを文化遺産とする国だけあって
それはそれは沢山のレースの展示があり
・・・疲れるのです、、レースでお腹いっぱいになるのです(笑)
が、昨日はちょうど気持ち良いところで余韻を感じながら
帰れました。時間を作って、行って良かったと思います。
様々な国、様々なレースの種類が分かりやすい解説とともに
展示してありました。
知らなかったレースもあり勉強にもなりました。
日本でこれだけのレースを見られる機会は
あまり無いのではと思います。
レースが好きな方は是非!
posted by masayo miwa at 18:57
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2018/01/20
たぶん・・・牡丹、たぶん・・・、もしかしたら芍薬
ゴージャスなお花を縫ってみたくて
先生に相談したところ用意して下さった図案です。
モノトーンで縫うつもりが
赤の妖精さんに “使ってぇ〜” と耳元で囁かれ
素直に受け入れました(笑)。
日本刺繍の教室でも話題になったのが
これが牡丹か芍薬か???
ネットを検索してみると
多くの投稿記事が葉っぱの特徴で見分けられると伝えています。
が、、色々写真を見ても私は首を傾げるばかりで
よく分かりませんでした。。。
その記事の中から西洋では牡丹も芍薬も同じ
Pivoine(仏) / Peony (英)という
1つの単語しかないと知りました。
西洋に伝わったのが遅い時期で、良く似ているから
個別にお名前もらえなかったのでしょうか???
って、実は、私もよく分からない事の言い訳みたいな事を
言いたかったのでした(笑)。
そして、美人さんを表現する言葉に使われている
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
芍薬?牡丹??どちらにしても
まさしくゴージャスなお花ですね。
posted by masayo miwa at 19:11
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