2018/07/15

ヴァランシェンヌレース
Dentelle de Valenciennes


刺繍にインサーションする
ヴァランシェンヌレース(Dentelle de Valenciennes)
ブロカントなどで売られているレースは大抵汚れています。
まぁ数百円程度のモノで
汚れていなくて状態が良いモノを求めるほうが
無理な話なのだと思います。
その中から刺繍に使えそうなレースを探し出して
購入します。

そこで、そのレースは使う前に洗う事となります。

Sylvie先生に教えていただいた洗い方です。


20180715_1.jpg



20180715_2.jpg



先ず、レースを一晩 (汚れのひどい場合はそれ以上) 水に浸けます。
衣類用洗剤と漂白剤を入れ2~30分グツグツと火にかけます。

あとは、よく濯いで乾かし、アイロンをかけて完了です。


20180715_3.jpg



この部分のシミがかなり酷く、洗っても少し残ってしまったので
塩素系の漂白剤をピンポイントで使いました。
塩素系はレースを傷める恐れがあるので
時間や濃度などをよく配慮して使うようにします。


20180715_4.jpg



機械織りだろうと、よく見ずに購入したレースですが
洗って、改めて拡大鏡で確かめたら手織りでした(多分←逃げ道)
これが機械織りだとしたら、逆に機械の性能に驚きです!

これだけの巾で、グランドのリピートが細かい手織りのレース
ブロカントでは、なかなかレアではないかと思います。
(ちょっと得した気分・・です(笑))


20180715_5.jpg



右2つのレースが手織り
左のレースは機械織りです。





posted by masayo miwa at 19:46 | broderie blanche